ソニーＴＣ－Ｋ８Ｂ　ジャンク扱い 　追記あり

ソニーの２ヘッドカセットデッキです。　本製品はメタルテープが登場する以前の７６～７７年当時、ソニー製カセットデッキのフラッグシップで、ユニーク且つ独創的なカラー液晶を使った「オプチカル・ピークメーター」やF&Fヘッドとヘッドアンプ間をダイレクトカップリング（初段に一般的なトランジスタを使う場合、結合コンデンサが必要、しかしコンデンサに起因する弊害もある）した高性能な回路構成で有名な高級機ですが、残存数が少なく、今はかなり希少なモデルです。 ラックに乗せて置いてあったので、埃は乗っていますが、グレーのガンメタル仕上げのフロントパネル、ツマミ、スイッチ類には、目立つ擦れ傷、腐食なし、　ボンネット上部に、擦れ傷、錆跡あり。 購入時は別として、現状では再生動作できません。　モーターは生きていますが、キャプスタン、及びリールが回転しないので、自動的に停止ポジションに戻ってしまいます、「ピークプログラムメーター」は、出品時には点灯しませんでしたが、後日、点灯を確認　原因は不明ですが、完全に切れてしまえば点灯する事はあり得ないので、基盤から液晶部へのコネクター関係の接触不良かと。　ただし、恒久的に点灯するかまでは、判りません。 本製品は、要整備の故障品です。修理用素材、部品取りにご活用ください。　内部の電子回路は別として、ピークプログラムメーターや、操作に関わるツマミ、スイッチ、フロントパネルなどは他機種の流用は難しく、適当なツマミなどに換えてしまったら、オリジナルデザインは台無しです。　修理業者でも外装パーツまでは無理、メーカーの補修用パーツの在庫払拭後は、やジャンクから調達するしか、手はありません。　 重複しますが、本機は正常動作しない故障品、ジャンクです、ジャンクの概念、価値感を理解されない方は、ご遠慮ください。 本製品の最大の売りである、カラー液晶オプチカルピークプログラムメーターのバックライト点灯が可能という事で、お値段見直させていただきました。