管理番号 | 新品 :16848286 | 発売日 | 2023/12/11 | 定価 | 80,000円 | 型番 | 16848286 | ||
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【商品詳細】1)稲葉克文礼『腹証奇覧』上冊(興文堂、寛政11年・1799)サイズ:約23センチ×約16センチ×約0.7センチ言語:日本語『腹証奇覧』は、日本古方派を代表するような腹診書として流布し、日本にも伝わって高く評価されています。腹診は日本で重視されず、日本独特の内蔵診断の方法として発展しました。具体的な図解ばかりでなく、患者の体格、表情に至るまでの迫真の挿絵で、日本漢方の実践重視の姿勢をよく表しています。
稲葉文礼(いなば ぶんれい、?~1805)は、名は克、通称は意仲、号は湖南です。 諸国を漫遊し、後漢の張仲景の『傷寒論』、『金匱要略』などに示された処方を行う古医方派を研究した、腹診の名人である鶴泰栄に学びました。 腹診は腹部の症状で処方を定める診断法で、腹証とは、腹診によって得られる証、手で触れることによって得られる情報のことです。 本書は、門人に口述筆記させた、傷寒論系の腹診書の代表的な著作であり、病状による様々な表情と、体位を示した挿絵により、腹診の方法がよくわかります。
2)中村惕斎編修『頭書増補訓蒙図彙大生』3(『頭書増補訓蒙図彙』4)(寛政元年・1789)サイズ:約23センチ×約16センチ×約0.5センチ言語:日本語3)中村惕斎編修『頭書増補訓蒙図彙大成』4(『頭書増補訓蒙図彙』5)(寛政元年・1789)サイズ:約23センチ×約16センチ×約0.5センチ言語:日本語
『頭書増補訓蒙図彙大成』(『頭書増補訓蒙図彙大生』)は、日本最初の図解百科事典といわれている『訓蒙図彙』の大成したものです。天文地理にはじまり、動植物や人物、空想上の動物など様々なものを取り上げ、解説しています。訓蒙とは子供や初心者を教えさとすことを表し、図彙とは図をあつめることを意味します。『訓蒙図彙』は寛文6(1666)年に初版が刊行されましたが、元禄8(1695)年に元禄版『頭書増補訓蒙図彙』が、その後約100年の時を経た寛政元(1789)年に『頭書増補訓蒙図彙大成』は刊行されました。『訓蒙図彙』では紹介した各々の項目に枠を設けて区切り、説明されていましたが、『大成』ではそれぞれの枠を取り払い、改めて1ページに組み合わせまとめられています。
中村惕斎(なかむら てきさい、1629~1702)は京都出身・江戸時代前期の儒学者、本草学者。伊藤仁斎などと並び称されることが多く、江戸時代を代表する博学者のうちの一人です。
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