鎧通しの体配☆鎌倉時代後期☆古刀最上作にて大業物☆伝 来 国俊☆地肌と刃紋が見応えな15.2㎝

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刀剣の価値を損なう刃切れ、鍛え割れ、ふくれ、しなえ等がありましたら必ず明記します。
刀身の真偽については現在の保存刀剣審査などが付随していないものは保証出来るものではありません。
登録証は確認済です。
中茎、地肌、刃紋の出来から来 国俊と見ていますが、あくまでも私の所見ですのでご容赦願います。
重ねが厚く鎧通しの体配となっています。
来国俊は鎌倉中期正応（1288年）（732年前）頃山城来国行の子で来派の頭領とされています。
本短刀は反りの無い姿を現し所謂来の姿を現しています。
国俊は来国行の子と伝え、現存する作品には銘字に「来」の字を冠しない所謂「二字国俊」と、
来 国俊三字銘に切るものとがあり、両者の関係については古来同人説、別人説の両説が唱えられ未だ決着されていません。
二字国俊には唯一、弘安元年の年紀を有する太刀があり、
重要文化財指定の正和4年75歳と行年の添えられた来国俊の太刀から逆算して38歳に当たることから年代的には同人であっても無理はないところでしょう。
二文字国俊は丁子の目立つ賑やかな乱れを焼き、片や来国俊は細身の優しい姿に直刃か直刃に小模様の乱れを交える穏やかな刃文を焼くものが多く、
ある程度作域的に区分がなされることから、同人、別人の両説が唱えられています。
是非お手持ちの一振りに加えて下さい。

※発送は佐川急便着払いでお願いします。

【種 別】 短刀 登録 香川県 22012号 昭和50年7月17日交付
【刃 長】 15.2cm 【反 り】 0.0cm
【目釘穴】 1個
【元 幅】 17.2mm 【元 重】 9.6mm
【先 幅】 13.1mm 【先 重】 5.7mm
【銘 文】 不明。
【ハバキ】 銀無垢二重化粧ハバキ。
【白 鞘】 約 全長： 30.5cm、 柄長約： 10.0cm

重さ：鞘を払って約147グラム。
刀身のみの重量約116グラムです。

私の分かる範囲で誠意を持ってお答えさせて頂きます。

【体 配】 平造り、庵棟、身幅、重ね共に尋常。
【地 肌】 小板目肌良く詰み、柾目流れ細かな地沸が一面に付き、沸映りがでて地肌明るく冴えわたる。
【刃 紋】 小のたれ刃紋に二重刃交え、刃縁の沸が強く匂口締まりごころとなり、細かな金筋、足、葉など刃中の働きの盛ん。
【鋩 子】 小丸に返る。
【中 茎】 うぶ。(約7.5センチ)(目釘穴位置 刃区より約4.0センチ)

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