GETEMONTS “愚者の服” ロングアーム・シャツ

「イカれチン↑」OGブランド、 GETEMONTSから ビンテージのヘヴィーコットンのワンピースに 袖を継ぎ足して拡張したカットソーが到着↑ 赤と緑の鮮烈なカラーリング 長すぎる袖とおして 弛ませたルーズ感も素晴らしい 愚者シリーズだけにグシャっと着てイタだきたい リヴァーシブル仕様。 ホッカイローのケータコーン…スピンだっし↑ サイズ：FREE 肩66cm 身幅62cm 袖丈93cm 丈86 状態：首元に僅かに毛玉あり。 作品の性質上、多少の汚れや傷等はご了承願います。 ファッション界で、 あまりに「長すぎる」をテーラーに取り入れたのわコムデギャルソン。 伝説の縮絨期を云ふワケですが 街角を模した舞台に サーカス団員のモデル。 とても新作にわ見えない、街の埃や生活で汚れ草臥れた様に見える服たち 大道芸… と挙げればキリがないワケですが、 ジャケットの着こなしに チャップリンがサンプリングされてiLL所とジョージも ベースわ詰り道化＝“愚者”なんデスね。 愚者の服わ新しくも古くもないんデスね 今なんデスね。 以前出品し絶賛販売ちうナウな、 アルルカンシャツに於いて、 長すぎる袖について 鷲尾清一の 「未来に対して用意しない服」 と云ふ言葉を引用し、 ガーゼシャツの起源、FO FUTURE、ジョニー・ロットン、赤塚不二夫のキチガイ人格について 少し書きましたが、 コレイカに 近年のモードを決定付けた VETEMENTSが風化しつつある今、 あの袖の長さ、 着崩した服のダルさ わざとuglyにする化粧 ピエロの様なデカく分厚い靴たち ソレらわ、 新型コロナを取り巻く 地球規模で起こった近代国家の狂騒によって、 或いはデザイナーのキマグレに、 資本主義リアリズムの典型として、 またも私たちから盗まれた未来だったので証か。 未来を提供する者にわ警戒せよ とでも言い魔性かネ。 「着物を着る以上お面も被った方がよい」 「仮面を脱げ、素面を見よ、そんなことばかり喚き乍ら、何処に行くかも知らず」 さて、moodymannの 『The Theif That Stolen My Sad Days』でも聴こうかしら。