管理番号 | 新品 :80252976 | 発売日 | 2024/05/02 | 定価 | 16,300円 | 型番 | 80252976 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
愛知県南設楽郡鳳来町川合産の三河白砥石です。採掘者は村松睦市さんです。層はアツ、刀剣用として販売していたもので、村松砥石店の村松夫人より20数年前に直接購入したものです。僕がお邪魔した頃には睦市さんもうおらず、ご夫人が村松砥石店を一人でしておりました。睦市さんは作太郎さん、利一さんと続く3代目だそうです。三河白は上から目白、天井、セリズナ、ブチ、コマ、ボタン、八重ボタン、ムシ、アツ、バン、シキバンと続きます。セリズナ、シキバン以外は砥石として販売されました。裏山の東栄町の深溝正さんの三河白は層としては分かれておらず、質によりコマ、ボタン、目白と分けて出していたみたいです。深溝さんの最後のコマは何と50万円で売れたのだそうです。自慢しておられました。村松さんも、深溝さんも今はいらっしゃいませんので、もう新たには購入出来なくなりました。京都の日本砥石工業さんの倉庫には半畳くらいある三河白の原石(代表の岩野さんによると村松さんのところのブチだそうです)が山積みされてました。三河白は主に白と縞ですが、モヤモヤした灰色、黄色、オレンジ色の胡麻が入った巣板の蓮華のような石まで色々あります。昭和51年の3月29日の毎日新聞の夕刊に東海今に伝えてというコーナーに三河白のことが詳しく書いてありますので、機会があれば探してみて下さい。大きさは208×70×45くらいです。天然につき、ノークレーム、ノーリターンでお願い致します。三河白には養生は必要ないかもしれませんが、集め始めた頃でしたので、慎重に扱い防水しました。